健康コラム

小学生・中学生に多い側弯症|お母さんが知っておきたい原因と対策

碓田 紗由里 2025年8月26日

「学校健診で側弯症を指摘された」
「もしかしてうちの子、背骨が曲がってるかも…?」

そう言われると、とても心配になりますよね。
私にも思春期の娘がいますが、同じ親として「ちゃんと育っているかな」「将来に影響しないかな」と気になる気持ち、とてもよく分かります。

今日は、成長期に多い子どもの側弯症について、原因と予防のヒントをまとめました。
(先天的なものや病気によるものは除いてお話ししますね)

まず大事なポイントはこれ!

お子さんの側弯症を予防したい、または「側弯症かもしれない」と言われたときには、次のことを意識してみてください。

  1. ビタミンB群をしっかり摂る(特に葉酸)
  2. ・外遊びで太陽の光を浴びる(ビタミンD合成)
  3. ・肉・魚などのタンパク質をしっかり食べる
  4. ・腸内環境を整える(納豆や発酵食品をプラス、砂糖や乳製品は控えめに)
  5. ・横座りや脚組みなど、ねじれる姿勢を減らす

なぜ女の子に多いの?

成長期の背骨、早めにチェックしておきましょう

側弯症は特に10歳前後のやせ型の女の子に多く見られます。
思春期になると、女性ホルモン(エストロゲン)が急に増えるのですが、エストロゲンの代謝にビタミンB群が多く使われます。

ビタミンB群(特に葉酸)は、骨を左右対称に成長させるために欠かせない栄養素。
不足すると、骨のバランスが崩れやすくなり、背骨が曲がってしまうリスクが高まるのです。

ビタミンB群を多く含む食材

ビタミンB群は、肉や魚に多く含まれています。
・レバー(B2・B6・B12・葉酸が豊富)
・魚(特にまぐろ・かつお・さけ・いわし)
・豚肉(B1が特に多い)
・卵(バランスよく含む)
・納豆(葉酸・B2・B6・パントテン酸)

ビタミンB不足になりやすい生活習慣

・小食で肉や魚をあまり食べない
・野菜中心の食事で動物性食品が少ない
・加工食品やお菓子・砂糖が多い
・抗生物質を飲んだことがある
・腸内環境が乱れている

特に腸内環境は大きなカギです。
体内のビタミンBの半分以上は腸内細菌がつくってくれるので、腸内環境はとても大切。

姿勢のクセも関係あり

猫背だけでなく、横座りや脚組みなども要注意。
こうした姿勢は背骨をねじり、負担をかけてしまいます。

  1. 机とイスの高さが合っているか?
  2. スマホやタブレットを使う時、前かがみになりすぎてないか?

お子さんの姿勢を、少しだけ気にかけてあげるだけでも違いが出ます。

もし診断されたら

「もう骨が変形してしまった」と聞くと不安になりますよね。
でも、完全に元に戻すのは難しくても、進行を食い止めることはできます

実際に、ビタミンB群をしっかり摂ることで進行が止まったという報告もあります。
だからこそ、今からできることがたくさんあるんです。

まとめ

子どもの体は、毎日の小さな積み重ねで大きく変わります。
栄養や腸内環境、姿勢の習慣をちょっと整えるだけで、未来の健康につながります。

実際に、私自身が娘に意識していることも、このブログに書いた内容ばかりです。
さらに+αとして、必要に応じてサプリを取り入れることもあります

我が家で意識している“ビタミンBごはん”

特別なレシピではありませんが、我が家ではこんなことを心がけています。

  • 毎食どこかに肉か魚を入れる
  • 1日1食は必ず魚にする
     → 時間がない日は、近所の魚屋さんで刺身を買ってくることも。
     → アジのたたきは安価で栄養たっぷりなので、我が家の定番です✨


ちょっとした習慣でも、お子さんの体を守る大きな力になります。
同じお母さん同士、できることから一緒に取り入れていきましょう🌸

参考文献

Do estrogens impact adolescent idiopathic scoliosis? – ScienceDirect

Estrogen promotes the onset and development of idiopathic scoliosis via disproportionate endochondral ossification of the anterior and posterior column in a bipedal rat model | Experimental & Molecular Medicine

COMT and MTHFR Genetic Variants Combined Effects on Adolescent Idiopathic Scoliosis Progression

B12 & Intrinsic Factor Issues in Idiopathic Scoliosis