感謝の姿勢 日本人はどうして謝るのか?
碓田 紗由里 2019年1月9日
感謝の姿勢 日本人はどうして謝るのか?
こんにちは!カイロプラクター碓田紗由里です。
かれこれ8年前に参加した講演会で聞いたお話しですが、そこで語られた「感謝の言葉」が心に響きました。
今年も感謝にあふれた1年になりますよう、かいつまんで書かせていただきます。
「感謝」を表す時、「お蔭さま」「ありがとう」「すみません」という言葉があります。
「感謝」は「謝る」という言葉が使われます。
なぜ、お礼なのに謝るのでしょうか?
実は感謝は3つの段階があるというのです。
まず、最初の段階「お蔭さま」。
お陰さまの「蔭」は、見えない部分を指しています。自分の先祖から脈々と続く数限りないつながり。姿が見えない、つまり「蔭」の人たちのつながりがあったからこそ存在できる自分。まさに蔭の人たちのお蔭なのです。
その「お蔭さま」であることが実感できると、2段階目の「ありがとう」という気持ちが湧いてきます。
「お蔭さま」の心で感謝をすると、一人では何もできない自分に気が付きます。
まだまだ至らない自分の存在に対し、頭が下がる思いがするのです。
それが3段階目の「すみません」という言葉になるということでした。
至らぬところがあるからこそ「感謝」の気持ちを忘れてはいけないのですね。
私がカイロプラクティックを仕事とできるのは、必要としてくださる皆様の存在と、カイロプラクティックを伝えてくれた先人たちの「お蔭」です。
「ありがとう」の気持ちを忘れず、至らぬ点は謙虚に受け止め、今年も皆様の健康のお役に立てますよう精一杯精進してまいります。